海外の通販サイトに未発表の新型ウォークマン「A860シリーズ」がフライングで掲載されたことをお伝えしましたが、ついに海外で先行発表されました。

Sony - Walkman goes wireless : : News : Sony Europe Press Centre


ソニーのヨーロッパ法人が発表したプレスリリースによると、同社は新型ウォークマン「A860シリーズ」「S760シリーズ」「E460シリーズ」「W260シリーズ」を発売するそうです。

今回の新モデルは「ワイヤレス化」を主なテーマとして打ち出しており、「A860シリーズ」および「S760シリーズ」はBluetooth 2.1+EDR搭載で、ワイヤレスでのストリーミング再生などに対応。また、「W260シリーズ」以外はFMラジオ機能を搭載しています。

これが新型ウォークマン「A860シリーズ」。A850シリーズまでに採用されていたボタンを廃し、X1000シリーズのような2.8インチタッチパネルとホームボタンで構成。ソニー独自の新世代デジタルアンプ「S-Master」や5つのクリアオーディオテクノロジーを採用することでプレミアムな音質を実現しており、64GB、32GB、16GB、8GBモデルがラインナップ。


本体サイズは51.8×96.9×9.3mmで重さは77グラム。ヘッドホン「MDR-EX0300」が付属しており、バッテリー持続時間は音楽再生が最大23時間、動画再生が最大5時間。充電時間は80%充電が1時間、フル充電には2時間かかるとされています。


カラーリングはブラックとホワイト。


2インチディスプレイを搭載した「S760シリーズ」もワイヤレス再生に対応。16GB、8GBモデル、6種類のカラーバリエーションがラインナップ。


本体サイズは43.6×97.5×7.9mm、重さは57グラム。ヘッドホン「MDR-EX083」が付属しており、バッテリー持続時間は音楽再生が最大50時間、動画再生が最大10時間。充電時間は80%充電が1.5時間、フル充電には3時間かかるとされています。


実際に聴いているシーンはこんな感じ。


Bluetooth対応カーナビとの連携も可能です。


「E460シリーズ」は5色展開で8GBモデルと4GBモデルがラインナップ。


本体サイズは45×96.8×9.7mm、重さは58グラム。ヘッドホン「MDR-EX083」が付属しており、バッテリー持続時間は音楽再生が最大50時間、動画再生が最大10時間。充電時間は80%充電が1.5時間、フル充電には3時間かかるとされています。


スピーカー付属モデルも展開予定。


そしてケーブル不要の「W260シリーズ」にも新型登場。2GBモデルと4GBモデルがラインナップされ、従来の防水性能などはそのままに25%の軽量化(32グラム)とよりフィットしやすい形状を採用しています。なお、バッテリー駆動時間は最大8時間。


よりツートンカラーが強調されています。


水で洗えるため、スポーツ時にも最適。


薄着の季節でもケーブルをわずらわされることなく、音楽を聴くことができます。


各モデルの詳細はこんな感じ。


ちなみにノイズキャンセリング機能が搭載されていない理由ですが、ウォークマンは国や地域によって仕様が異なる場合があり、海外向けモデルではノイズキャンセリング機能が搭載されていないこともあるため、日本向けの「A860シリーズ」は国内向けの機能などが追加されるという可能性は十分に考えられます。

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