2010年度の国内出荷台数で、ついにAndroid携帯がiPhoneを抜いた。
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とはいえ、iPhone以外のスマートフォンには、ほぼAndroidのOSが入っているので、当然の結果ともいえる。それより未だにiPhoneが約4割のシェアを占めているほうが驚きだ。

そんなiPhoneの牙城を崩さんと、2011年の夏も続々と新Android携帯が販売される。すでにKDDIは6機種、NTTドコモは9機種を発表済み。SoftBankは震災の影響で大々的な発表を自粛しているが、現在までに3機種が判明している。
ブログ上でも新Android携帯は大きな注目を集めており、
・ドコモだけじゃなくauからもXperiaの新機種がでるって!
・3Dカメラが付いたAQUOS Phoneが気になります
・iida初のスマホが超カッコいい。auに乗り換えようかな
・「F-12C」や「MEDIAS」とか、防水機能付きの機種を買いたい
といったコメントが。
おサイフケータイ、ワンセグ、赤外線通信機能の搭載が一般的になったことで、これまでスマートフォンを持っていなかったユーザーが機種変更を検討するケースが多いよう。

しかしながら、基本的なスペックはどれもiPhoneより優れているように感じられるものの、iPhoneユーザーからの充分な評価は得られていない様子。
・やはりデザイン性ではiPhone以上のものはないね
・アプリの数と質においてAndroidはまだまだ発展途上だと思います
・タッチパネルの感度の良さはiPhoneが最強でしょ!
ただしiPhoneユーザーたちが非常に羨ましがるポイントもあった。それが、NTTドコモが解禁した「テザリング」という機能。

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これを使用すると、iPadなどのタブレット機や携帯用のゲーム機が、スマートフォンを通してネットに接続できるようになる。
・Pocket WiFi解約して、これに換えたら安上がりですよね
・テザリング解禁ってことでiPadを買いたい気持ちがアップした
・本当はiPhone4だってテザリングできるんだけどSoftBankが禁止してんだよな
さらに、3Dカメラ&ディスプレイや、防水防塵機能、高性能カメラ、ワイヤレス充電などなど、各機種とも斬新かつ魅力的な機能が充実。実際に発売された後でiPhoneユーザーからの評価がどのように変わってくるのか、今後の展開も楽しみである。

(佐藤潮/effect)
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