ポケモンGOが「新年のサプライズ」を予告しました。内容は「ホウエン地方で発見されたポケモンたちの住む場所が変化しつつあるようです」。

もしかすると、現在は日本で見つからない地域限定ポケモンのイルミーゼなどが近日中に手に入るようになるかもしれません。
この「新年のサプライズ...」なるものが予告されたのは、プレーヤーにメールで送られるニュースレター末尾。短いのでそのまま引くと、

ニュース速報:新年のサプライズ...


トレーナーの皆さん、速報です! ウィロー博士によると、ホウエン地方で発見されたポケモンたちの棲む場所が変化しつつあるようです。今月中の続報をお待ちください!


「棲む場所が変化」とだけ聞くと、いわゆる巣の変更や、水辺に多かったポケモンが都市部に増える等のようにも解釈できます。

英語版のニュースレターを見てみると、「棲む場所」の部分は「migration pattern」。マイグレーションは一般的な意味では(大)移動や移住、乗り換え、動物では魚の回遊や鳥などの「渡り」。

敢えて直訳すると、「ホウエン地方で発見されたポケモンの出現に影響を与える可能性がある、「渡り」のパターンについて報告がありました」。

今回の予告についていえば、「渡り」の習性を持つ地域限定ポケモンが、近日中に出現する地域を変える可能性をほのめかしているようです。



ホウエン地方で発見された地域限定ポケモンのうち、出現地域を変えたことがあるのは、天敵の関係にあるというザングースとハブネーク、太陽と月のソルロックとルナトーン。

日本国内では現在、ザングースとソルロックを見かける一方、ルナトーンとハブネークは出現しなくなりました。

このほか対になる地域限定ポケモンとしては、ほたるポケモンの雌雄イルミーゼとバルビートがいます。日本を含むアジア、オセアニア、欧州ではバルビート(オスのみ)が出現しますが、イルミーゼ(メスのみ)は南北米大陸とアフリカでしか手に入りません。

もしバルビートとイルミーゼが大移動して出現地域を入れ替えるなら、日本のプレーヤーにとっては海外限定だったイルミーゼが普通に手に入る嬉しいニュースになります。


このほかホウエン地方の地域限定としては、ニュージーランドなどオセアニア地域の一部でだけ出現するジーランス、アフリカ近辺のみのトロピウス、インドや東南アジアの一部限定のコータスがいます。

トロピウスは昨年2018年に横須賀イベントの目玉として出現していましたが、日本国内でジーランスとコータスを捕獲できる機会はまだありません。

入手の難しさでいえば、このあたりの入れ替えのほうが図鑑を埋めるためにはありがたい変更です。

しかしこの3種は、たとえばオーストラリア限定のガルーラや南米限定のヘラクロス、南国限定のサニーゴのように、どことなくその地域にふさわしいポケモンとして設定されているであろうことを考えると、特に必然性のないシャッフルがいきなり実施される可能性は低そうです。

公式のニュースレターによれば、このサプライズについては「今月中の続報をお待ちください!」。

もし仮に、いきなり入れ替えが実施されて事後告知になる可能性を考えると、まだバルビート(あるいはザングース)を確保していない新規・復帰プレーヤーは、見かけたら念のため捕獲しておいた方が良いかもしれません(周囲のプレーヤーが持っているとは思いますが)。