エイサーが Chrome OS搭載コンバーチブルタブレット Chromebook Spin 11 を国内向けに発表しました。Spin 11の名が示すとおり、ノート型から11.6インチの画面が回転してタブレット型になるタイプの製品です。

特徴はGoogle Play (Androidアプリ)対応、耐衝撃や防塵防湿などタフ仕様、ワコム feel 電磁誘導ペン(対応モデルのみ)、タブレットモードで向こう側の写真が撮れるリアカメラ(キーボード面カメラ)、USB-C充電など、現時点で普及価格 Chromebook に可能なことはほぼすべて揃った仕様。文教市場向けながら、個人向けにも販売します。

基本仕様は11.6インチHD IPS液晶ディスプレイ(10点マルチタッチ対応、光沢パネル)、Celeron N3350プロセッサ、4GB RAM、32GB eMMCストレージ。

Chrome OSは安価なARM系プロセッサでも快適に動くOSの薄さ軽さが売りではありましたが、最近のモデルは Google Play (Android) アプリが動くようになり汎用性が大きく向上した一方で、Androidアプリも快適に使うならある程度の仕様が必要になってきました。

Chromebook Spin 11 の Celeron N3350 / 4GB RAM / 32GBストレージはWindows PCだとすれば数字を見ただけで息苦しくなる仕様ですが、Chromebook 的には充分に高速快適な部類に入ります。

ほか仕様は Wacom feel テクノロジのタッチペン対応( R751TN-N14Nモデルのみ)、前面に広視野角 HDR 720pカメラ、背面に5MP AF対応カメラ(キーボード面にありタブレットモードで背面になる)、USB 3.0 x2 (フルサイズのA)、USB 3.1 x2 (映像出力兼用のUSBタイプC)、マイクロSDスロット、アナログ音声出力(ヘッドホン / スピーカー出力)端子 x1など。

バッテリーは約10時間駆動。充電はUSB-C端子で、各社の最新PCのようにUSB PD対応USB-C出力アダプタが付属します。本体色はオブシディアン・ブラックのみ。

子供に壊されず維持管理費用を抑えるためのMILスペックが示すように文教・法人市場向けではありますが、エイサーでは一部オンラインストアなどで個人向けにも販売します。価格はオープン。

なおエイサーでは、8月3日の「エイサーデイ」を記念して、総額198万円のギフトカードが計83名に当たるキャンペーンも実施中です。8月31日までにAcer やGateway、ゲーミングのPredatorブランドの5000円以上の Windows 10 PCまたは液晶モニタ、プロジェクターを購入して、エイサーデイ キャンペーンサイトからレシートや明細の画像を添えて応募する内容。

Android や Chromebook、ペットカメラ PAWBO+、 法人向け製品などは対象外なので Chromebook Spin 11 では応募できませんが、プレデターやモニタを狙っていたかたにはチャンスです。

なぜ8月3日がエイサーデイなのか?と訊いてみたところ、英語で 8( Eight )/3( Third )、エイ・サーからとのこと。アッハイ