『スカッとジャパン』の王子様キャラに戸惑いも?



――映画だけでなく、ここ最近、高杉さんの存在が注目を集めているのが、バラエティ番組『スカッとジャパン』(フジテレビ系)です。胸キュンエピソードをドラマ仕立てで紹介する人気コーナー「胸キュンスカッと」の常連として、いろんな恋愛シチュエーションに身を投じていますね。

反響があるのは嬉しいんですけど、毎回、どうしていいのかわからず緊張するんですよ。基本的に“王子様”という設定だけは決まってるんですが…。

――高杉さんの出演された回で『スカッとジャパン』がトレンド入りし、「胸キュン」「高杉真宙」といったワードも一気に検索されたそうで…。

あの再現ドラマのセリフは、映画より難しいかも(笑)。普段、絶対に口にしない言葉ばかりですから! どう言えばナチュラルなんだ? と毎回、悩んでます。特にリハーサルが一番つらいんです。緊張してセリフが出てこないんですよ…。




――緊張? 王子様キャラに緊張されるんですか?

「これ、僕が言ってるのか?」と思うと、スーッと冷静になってしまって「何言ってんだ?」と素でツッコんでるところはありますね。本番は大丈夫なんですけど。リハーサルで最後の決めゼリフがいつも言えないんです…。

――これまでで最もつらい、もしくは印象的なシチュエーションは?

やはり、反響も一番大きかった、剣道部の先輩役を演じた『恋も剣道も、踏み込んで…』ですかね?(笑)

――高杉さんが演じたのは、ヒロインの憧れの先輩で、初心者である彼女にいつも稽古をつけてあげる存在ですね。最後の最後に高杉さんの方から彼女に…。

「俺も踏み込んで良いか?」――(笑)。面白かったですけど、台本を最初に読んだときは、どうしようかと。その前の文学少年を演じた回もかなりでしたね(笑)。

――小説を書いているヒロインが周囲にからかわれているところを「小説書く人をバカにするな」と言い放つ文学少年役でしたね。学生服や剣道の胴着など高杉さんの衣裳にも視聴者はキュンキュンしてます!


そこは僕も楽しんでますね。ただ、スポーツに関しては僕は基本、苦手なので、このためにいつも剣道やバスケットボールを練習したり、経験者に話を聞きに行ったりしてます。



――前回のインタビューでは、恋愛に関して、あまり積極的にアプローチするタイプではないとおっしゃってましたが、これだけ次々と恋愛シチュエーションに放り込まれて覚醒した部分、恋愛的な要素が育まれてきた実感はありますか?

育まれていたらいいんですけどね…(笑)。というか、あの恋愛シチュエーションが今後、僕の人生で起こりうるかというと、ないですし!

――すでに学生生活は過去のものですが、むしろドラマの中で恋愛を楽しんでる?

「こんな学生生活が送れたら素晴らしいな」って(笑)。自分にはなかった青春を味わってます。普段、漫画で読んでる恋愛シチュエーションを体験してる感覚ですね。



20歳の誕生日にお酒も初体験も、いまだおいしさは理解できず?



――そうやって学生気分を味わってらっしゃいますが、7月には『PとJK』の撮影中に二十歳の誕生日を迎えられましたね。

それが全然、特別な感じがなくて「あ、なった…」って感じで、そんな自分に逆にびっくりしました。18歳の頃とか、二十歳って大人だと思ってたんですけど…。

――わりと誰もが、そんな感じであっけなく二十歳を迎えるものだと思いますよ。

これから、周りから「もう二十歳なんだから」というふうに見られるようになって、少しずつ変わってくるのかな? これからですね。自分が変わらなきゃ、結局、ただの数字ですからね。

――お酒は飲んでみましたか?

飲みました。『PとJK』の現場のみなさんに誘っていただいたんです。「飲んでみなよ」と言われて嬉しかったんですけど…メチャクチャ弱かったです(笑)。



――その後、お酒を味わう機会は?

まだそんなにないんですよね。そもそも、まだお酒のおいしさがわからず、コーラのほうが…。これも今後、少しずつ変わっていきますかね? いつか、おしゃれなバーとかも行ってみたいですけど、しばらくは保険証とか、年齢を確認できる書類が必要になりそう(笑)。

――それ以外のプライベートに関してはいかがですか? 前回「少しずつ料理をするようになった」とおっしゃってましたが…。

最近は全然です。やることが多すぎて…(苦笑)。

――お忙しいですからね。そんな中で、お休みの日の過ごし方は?

掃除をすることが多いです。

――几帳面ですね。

いや、そうじゃないから休みの日にきちんと掃除しないと大変なことになるので…(苦笑)。実は、ひとり暮らしを始めてみようかと考えてまして。それで、いらないものを捨てたり、整理して箱に詰めたりしてるんです。



――憧れのひとり暮らし! ワクワクしますね!

いや、でも何が変わるのかなぁ…って。駅から家まで歩く距離が短くなると嬉しいですけどね。

――ひとり暮らしを前に、こんなにテンションの低い二十歳の青年も珍しい気がします(笑)。寮ではできなかった、お友達を家に呼んで遊ぶってこともできますよ!

あんまり来てほしくないんですよね(笑)。汚されたくない…。

――オタクとして徹底的に趣味に特化した部屋にすることもできます。

そうなると、部屋が漫画喫茶化しそうですね(笑)。

――最近は、どんな漫画にハマってますか?

最近では『兎が二匹』(新潮社)が面白かったですね。2巻で完結の短い作品なんですけど。



――『PとJK』はまさにそうですが、ご自身が読んできた漫画の実写作品に出たいという気持ちは?

ない…いや、あるんですけど、やっぱり俳優としてではなく、漫画好き、オタクとして考えてしまって、不安や緊張が強すぎて…。でもどこかで、自分が読んできた漫画のキャラクターを演じてみたいって気持ちはあるのかな…?

――口に出すことで目標や夢は叶いやすくなるといいますので、ぜひ!

そうですね。そういう意味では『兎が二匹』は登場人物が僕と同じ世代の19歳の設定なので、ぜひやってみたいです。あとは『ボールルームへようこそ』(講談社)も実写化することになったら、出演できたらいいですね。



【プロフィール】
高杉真宙(たかすぎ・まひろ)/1996年7月4日生まれ。福岡県出身。A型。2009年、舞台『エブリ リトル シング'09』で俳優デビュー。2013年放送の『仮面ライダー鎧武/ガイム』(テレビ朝日系)では仮面ライダー龍玄を演じ注目を集める。2015年には『明日もきっと、おいしいご飯〜銀のスプーン〜』(フジテレビ系)では昼ドラ史上最年少の主演を務め、『TRUMP』では舞台初主演(※早乙女友貴とのW主演)。2016年、『闇狩人』で舞台単独初主演を果たす。映画『PとJK』、『トリガール!』など話題の作品が公開を控える。

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今回インタビューさせていただいた、高杉真宙さんのサイン入りポラを抽選で3名様にプレゼント。ご希望の方は、下記の項目をご確認いただいたうえ、奮ってご応募ください。

■応募方法:ライブドアニュースのTwitterアカウント(@livedoornews)をフォロー&以下のツイートをRT


■受付期間:2016年10月8日(土)12:00〜10月14日(金)12:00

■当選者確定フロー
・当選者発表日/10月17日(月)
・当選者発表方法/応募受付終了後、厳正なる抽選を行い、発送先のご連絡 (個人情報の安全な受け渡し)のため、運営スタッフから個別にご連絡をさせていただく形で発表とさせていただきます。
・当選者発表後の流れ/当選者様にはライブドアニュース運営スタッフから10月17日(月)中に、ダイレクトメッセージでご連絡させていただきます。10月20日(木)までに当選者様からのお返事が確認できない場合は、当選の権利を無効とさせていただきます。

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