Net Applicationsから2016年3月のモバイルOSシェアが発表された。3月はAndroidのみがシェアを増やし、iOS、Windows Phone、Java ME、Symbian、BlackBerry、Samsungはシェアを減らした。Androidのシェア増加とiOSのシェア減少の傾向が続いており、その開きは2倍に到達しようとしている。

バージョン別に見ると、iPhoneのシェアが18.74%と最も多く、これにAndroid 4.4の18.19%、iPadの12.89%が続いている。Androidは全体のシェアは拡大し続けているが、バージョンごとの分断化も進んでおり、さまざまなバージョンが混在する状況が続いている。

AndroidとiOSのシェアは広がり続けているが、両者を合わせてシェアは92%を超えており、モバイルデバイス/タブレットデバイス向けのオペレーティングシステムとしてきわめて強い影響力を持ち続けている。

(後藤大地)