お母さん達は、我が子にアレルギーがないことを祈りながら、細心の注意を払い離乳食を開始します。

特に注意すべきと言われている「卵」「牛乳」「小麦」を食べさせる時は、ドキドキしますよね。

1つ、アレルゲンとされる食品をクリアする度に安堵するお母さん達の努力や心配をよそに、孫かわいさで勝手に食べ物を与えてしまう祖父母の存在が問題になることもあります。

先日、小児科医のあるツイートが子育て中のお母さんにより多くRTされていました。

誤食に伴うアナフィラキシーにおける、祖母が食べさせた割合の高さは異常。 救急外来で呼吸をゼーゼーしてる孫を前にしても悪びれる様子なく「だってかわいいから〜なんでもあげちゃう」と言う祖母。 激しい怒りを覚える小児科医は自分だけか。 ふらいと13 (@doctor_nw) 2015, 10月 7

私たちの親世代が子育てをしていた時代には、今ほど「アレルギー」についてのガイドラインができていませんでした。

アレルギー自体が少なかったのか、それを伝える情報が少なかったのかはわかりませんが、親世代は必ず「大丈夫よ。昔はそんなのなかったんだから」と言います。

しかし、前出である小児科医がツイートしているように、アレルギーによるアナフィラキシーショックは命に係わる重大なことです。

「孫がかわいいから」と、何でも食べたがる祖父母にも、しっかりとアレルギーの怖さを知ってもらう必要があります。

■「何もなかったから」でうやむやにしてはダメ!

アレルギーって言葉は知っていても、卵なら卵そのものは注意しても、それ以外は意識しない人多いよ。

義母世代がそうやってなんでもかんでも食べさせていたからその孫世代にアレルギーが増えているというのに…

昔と違って今はアレルギーが出やすい社会環境だって事を、がっちり説明したら良い。

何もなかったからいまさらや神経質って人いるけど、これは何かあった時に大変だよ。そんな人ならこれからも色々食べさせられると思う。自分の子供が大丈夫だったから絶対理解してくれないもん。私なら絶対離れないし、この間帰ってから下痢をしたからやっぱり早かったみたいですって言っておく。命にかかわる事を神経質で片付けられたらたまらない。

アレルギーをなめない方がいい。人それぞれ考え方は違うと思うけど、私なら生物を食べられる年齢になるまで行かない。

いくら子供に付きっきりで勝手に食べさせないように見張っていたとしても、神経質だのなんなのと行くたびに毎回言われるぐらいなら行かない。

伝える相手が義両親の場合、旦那さんから伝えてもらうことも大切です。

その旦那さんが、「そんなに神経質になるなよ」なんて言う場合は、旦那さんにもしっかりアレルギーについて勉強してもらいましょう。