3年半前に起きた東日本大震災で、児童74人と教職員10人が死亡・行方不明となった宮城県石巻市立大川小学校の惨事。これを巡り、児童の命を無条件に守る義務があった学校が、事前の防災体制の不備や危険回避を怠ったなどとして23人の児童の遺族19家族が市や県の責任を問う国賠請求等の訴訟を起こした、第2回弁論が8月26日、仙台地裁(高宮健二裁判長)で開かれた。市側は「危険性は予見できなかった」と主張学校裏山の傾斜角度つ