理屈を超えた禁断の愛を描き、2008年に直木賞を受賞した桜庭一樹による40万部超え小説『私の男』。映像化不可能と言われてきた本作が、「海炭市叙景」「夏の終り」など、人間の心の機微を美しい映像に乗せて深く丁寧に描き、国内外で高く評価される熊切和嘉監督の手により映画として、6月14日より新宿ピカデリーほかにて全国公開することが決定した。そして、このたびマスコミ向けの完成披露試写会にて、熊切和嘉監督と原作者の桜