昨日、週刊少年マガジンでの初連載をスタートさせた『聲の形』の大今良時。受賞作が「問題作」として受け止められ、異例の雑誌に掲載されないキャリアスタートとなった彼女が商業誌デビューを果たしたのは、2009年のことだった。連載デビュー作は、冲方丁の『マルドゥック・スクランブル』のマンガ化だった。原作となった小説の『マルドゥック・スクランブル』は第24回日本SF大賞受賞作品でもあり、サイバーパンクの王道とも言える