今年の2月、「週刊少年マガジン」に掲載された、読切マンガ作品『聲の形』。聴覚障害者の少女を巡る「いじめの心理構造」を描いた作品だ。「問題作」として各所で大反響となり、本エキサイトレビューでのショートレビューを含め、サブカルチャーメディア以外でもさまざまな話題を呼んだ。2007年の新人賞受賞時には異例の掲載見送りとなった作品は、2011年に別冊少年マガジンに掲載され、その後リメイクされた上で週刊少年マガジン