『風の谷のナウシカ』の制作現場。不眠不休で働いている。「だが、このままでは公開に間に合わない」宮崎駿が関係者を集めて言う。「プロデューサーの高畑さんの意見をまず聞きたい」“ところが高畑さんはなかなか口を開かず、やっと開いたと思ったら「間に合わないものは仕方がない」。”宮崎駿は「これ以上相談しても仕方がない」と、間に合わせるために絵コンテを描き直す。このときの幻の絵コンテには“巨神兵と王蟲の激突シー