きのう(12月16日)実施された東京都知事選挙で、前都副知事の猪瀬直樹が当選した。直木賞作家の青島幸男、芥川賞作家の石原慎太郎に続き、これで3代続けて作家出身者が都知事を務めることになる。とはいえ、前任者の石原慎太郎が大学在学中、20代で華々しくデビューして一躍時代の寵児となったのに対し、猪瀬が文筆活動を始めたのは30代と遅咲きの部類に入る。ちなみに国立国会図書館の雑誌記事検索で出てくる彼のもっとも古い署