日本航空の稲盛和夫名誉会長が、有楽町の日本外国特派員協会で会見を開き、会社更生法の適用からわずか2年での再上場を実現させた経営哲学や今後のエネルギー政策などについて語った。【取材撮影・田野幸伸】会見冒頭、「勝ち目のない会長就任だったが、皆様のご協力、社員の頑張りで9月19日に日本航空は再上場することができた。改めて御礼申し上げたい。」と、感謝の言葉を述べ、債権放棄した金融機関や、上場廃止で株券が紙切