冤罪事件には直接関係ない話ですが、名張事件の弁護側が負けたニュースが流れたとき私が感じたことを書いておきましょう。光市母子殺害事件の弁護団には凄まじいバッシングが浴びせられたことは皆さん記憶していることと思います。そのとき「人権屋」とか「人権派弁護士」とか「人権」という言葉が蔑称の意味で用いられました。人権を擁護する仕事が尊敬を受けず、蔑みの対象になるという奇怪な現象が起きるのは、世界広しといえど