1月13日、米大手格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は、ユーロ圏9ヶ国の国債格付けを一斉に引き下げた。これについて、安住淳財務相が「明日は我が身」と述べるなど、日本も財政破綻への危機感を募らせている。もし財政破綻が現実化した場合、日本は現在の円高から一転、円安によるインフレに陥ると見る専門家もいる。昨年末に『もうこれは世界大恐慌 超インフレの時代にこう備えよ!』(徳間書店)を上