ガンに侵された実父が人生を締めくくるべく、自ら死の段取りを踏んでいく姿を娘が追った映画『エンディングノート』の興行収入が1億円を突破した。監督が新人・砂田麻美で、ジャンルがドキュメンタリーという条件の中、異例の大ヒットといえる。10月1日に公開初日を迎え、全国12館で封切られた『エンディングノート』。熱血営業マンとして日本の高度経済成長期に会社を支え、定年退職後まもなくステージ4の胃ガンを宣告された