ジャーナリストを名乗らせていただている以上、個人的な思いはともかくとして、不偏不党を貫くのは責務である。とは言え、昨年8月の総選挙で実に54年ぶりの政権交代となったとき、国民は自らの選択の、その先にあるものに大いなる期待を持ったはずである。なんと言ったって、有権者の一票一票がこの結果を生んだのだ。その選択を私たちジャーナリストが素直に受け止め、同時に国民が期待している民主党政権にその負託に応える