米国から上陸した「FIRE」ムーブは、コロナ禍の’20〜’21年に爆発的な熱を帯びた。ビットコインや米国株の急騰で資産が数千万円規模に膨らむ人が続出し、「年間生活費の25倍の資産を作れば、働かずに運用益だけで生活できる」という夢が、急に手の届きそうなものに変わった。だが、“ボーナスステージ”も束の間。’22年以降、相場の急落、歴史的円安、止まらない物価高というトリプルパンチによって、SNS上では「FIRE卒業」