郷土料理はもともと「日常食」郷土料理という言葉は、現代ではごく普通に用いられていますが、この言葉はごく新しいもので、近代以降の文化および社会の変化の中で生まれたものです。そもそもの話として、日本人が各地域で日常的に食べていた料理は、長らく「郷土料理」として特別に意識されることはなく、単に「その土地で食べられているもの」に過ぎませんでした。では、いつ、どのようにして「郷土」と「非郷土」の区別が生まれ