SNSで同世代の活躍が可視化される現代、「何者かにならなければならない」という焦燥感に襲われている人は少なくない。妻にも母にもならず、売れない俳優業を辞めて地元・福岡に帰った50代女性を描いた漫画『起承転転』の作者・雁須磨子(かり すまこ)さんは、「何者にもならない人がほとんど」だと語る。「起承転結」ではなく「起承転転」。「まだ結ばない、まだ転ぶ」人生の後半戦を生きる主人公・葉子は、地元でスキマバイト(