新進気鋭の美学者・難波優輝さんが、「何者か」になるための物語で溢れた現代を批判する『物語化批判の哲学』(講談社現代新書)がついに刊行。人生も、世界も、物語ではない。そう断言する本書はまた、「では、世界とは何なのか?」を探究する冒険の書でもあります。 今回、対談のお相手としてお招きするのは、『人類の会話のための哲学』『バザールとクラブ』『〈公正(フェアネス)〉を乗りこなす』といったご著作を通じて、他