壊された学校の前に立つヨルダン川西岸のパレスチナ人の少年たち(撮影/川上泰徳)ハマスの攻撃で始まった戦争から2年――。ガザではミサイルだけでなく飢餓や疫病で6万人以上の命が奪われている一方で、ヨルダン川西岸では家が日常的に壊され、生活の基盤が奪われ続けている。「殺すこと」と「生きられなくすること」。イスラエルによるパレスチナ人排除の実態を、現地を歩いた川上泰徳(やすのり)氏が語る。【写真】ガザの空撮