北朝鮮は6日、旧正月と並び1年で最も大事な名節である秋夕(チュソク)を迎えるが、例年のようなにぎわいは見られない。物価の急騰により住民の購買力が著しく低下し、市場は閑散としているという。デイリーNKの北朝鮮内部情報筋によると、両江道恵山市では、秋夕を目前にしても市場を訪れる住民の数が大幅に減っている。例年であれば秋夕の準備をしようとする人々で足の踏み場もないほどだったが、今年は雰囲気が一変したという。