“ふつうにいい喫茶店”の「珈琲家族 可輪亜居」は2025年6月に創業39年を迎える。写真は店主の河合敏男さん(筆者撮影)【画像を見る】「珈琲家族 可輪亜居」のサイフォンで淹れるコーヒーや30年前からあるツナゴボウサンド750円はこんな感じ昭和の時代に数多く生まれた個人経営の喫茶店も、時代の流れとともに減りつつあります。けれど――喫茶店に漂う独特の心地よい空気感は、そこで過ごした人々の記憶の中に今も静かに残り続け