米国から追放され、帰国したベネズエラ移民=9日、ベネズエラ首都カラカス近郊(ロイター=共同)【ワシントン共同】米連邦最高裁は19日、南米ベネズエラから米国に避難してきた不法移民約35万人の滞在を許可する保護措置について、トランプ政権が取り消すことを当面容認する判断を示した。不法移民に強硬姿勢を取る政権が追い風と見なし、国外追放の手続きを加速させる可能性がある。保護措置は母国で内戦や災害などが起きた