桜田門(写真: momo / PIXTA)NHK大河ドラマ「べらぼう」では、江戸のメディア王・蔦屋重三郎(つたや・じゅうざぶろう)を中心にして江戸時代中期に活躍した人物や、蔦重が手がけた出版物にスポットライトがあたっている。「黄表紙」の祖である戯作者で、浮世絵師の恋川春町(こいかわ・はるまち)もその一人だ。連載「江戸のプロデューサー蔦屋重三郎と町人文化の担い手たち」の第19回は、蔦重のもとで、盟友の朋誠堂喜三二(ほ