NHK大河ドラマ「べらぼう」第17回は「乱れ咲き往来の桜」。主人公・蔦屋重三郎(演・横浜流星)を慕う誰袖(たがそで)が登場してきました。誰袖は吉原遊廓の大文字屋の遊女。禿(かむろ)上がりの振袖新造で、かつては「かをり」を名乗っていました。誰袖を演じるのは、女優の福原遥さんです。誰袖は禿上がりと述べましたが、では禿とはどのようなものだったのでしょう。 【写真】蔦屋重三郎を慕う誰袖(たがそで)を熱演する