大学に入るまで日本語を全くしゃべれなかった私が、日本語を専攻するようになるとは、正直に言って夢にも思わなかった。だが、今ではこのような作文を書けるようになった自分を誇りに思う。とはいえ、今日は自画自賛ではなく、私の心の奥底に埋もれている本音を吐きたい。高校生の時、申し訳ない話だが、クラスメイトたちを見ながら我知らず、「先生になったら、毎日こんな困り者たちと向き合わなければならないのか」と感じていた