佐々木 淳(ささき・じゅん)/医療法人社団悠翔会 理事長・医師。1998年筑波大学卒業。東京大学医学部附属病院消化器内科等を経て、2006年に最初の在宅療養支援診療所を開設。08年に法人化高齢化社会の日本で介護のニーズは高まるばかり。人手や財源が不足する中、住む場所や経済力、どんな施設を選ぶかによって格差が生まれている。『週刊東洋経済』4月19日号の第1特集は「介護 大格差」だ。手厚い看取りの場が、なぜ不正の温床