(写真:アフロ)創価学会と故・池田大作名誉会長(2023年死去)の秘められた歴史が書かれているのが、高橋篤史著『創価学会秘録』だ。本書は、極めて限られた関係者しか見られなかった2つの秘密資料をベースに書かれている。1つは、創価学会自らがまとめた「総合経過年表」と題する内部資料であり、もう1つは宗門(日蓮正宗)の高僧が書き残した通称「河辺メモ」と呼ばれる備忘録だ。前者は、かつての中枢幹部にして弁護士、そし