(写真:maroke/PIXTA)若者の婚姻数が減っているのは事実ですが、それは、決して「結婚したくない若者が増えたからではない」ことは繰り返し当連載でもお伝えしてきました。出生動向基本調査においても、少なくとも1992年から2021年にかけて、20〜30代独身男女の結婚前向き率は男性4割強、女性5割前後でほぼ不動で推移しています。むしろ、若者の結婚に対する前向き意識は変わっていないのに、この30年間で婚姻数が激減している