「コメは日本の主食」として、いざという時に作れるよう財政投入してきた(記者撮影)店頭からコメが消えた「令和の米騒動」。異常事態は今なお続く。「秋に新米が出回れば落ち着く」という農林水産省の見立てとは裏腹に、コメ価格は大幅に値上がりしてきた。年が替わって1月下旬。農水省は備蓄米の放出に踏み切ることにした。1月の東京23区消費者物価指数で米類は、1年前の1.7倍になった。全国指数とともに2024年10月以来、統計上