“正月の風物詩” として認知されている箱根駅伝。しかし、「箱根駅伝マラソン界に悪影響を及ぼしている」と呼ばれていた時代があった。その理由を陸上専門のライターが説明する。「箱根駅伝は大学生のレースだけに、走る選手の多くは18歳から22歳となります。この年齢時にレース・練習で20km以上走ることを多くこなすと、肉体に相当な負荷をかけることになる。しかも箱根駅伝で好結果を出すと、すぐにマラソンに挑戦することも