―[貧困東大生・布施川天馬]― 最近の大学受験生は、受験を「やらなければならない面倒臭いもの」だと考えている。これは、最近お話を伺った教師歴35年のベテラン先生の言葉です。昔は、「ここで頑張って受験して、人生を逆転させてやろう」とガツガツした受験生もいたけれど、最近はほとんどいない。むしろ「面倒だから年内に決めたい」「行けるところに行ければいい」と、安易に年内入試、つまりは推薦・選抜入試に逃げ