ガラス玉のように透き通った新種のクラゲが、沖縄の海で見つかった。研究者が体の構造を調べたところ、エサをとるための「触手」を持たないことが判明した。どのようにエサを食べているのかは、謎だという。新種のクラゲを発見したのは、公益財団法人黒潮生物研究所の戸篠祥・主任研究員(系統分類学)らのグループ。傘の直径は5ミリほどで、「シライトトンボダマクラゲ」と命名した。日本プランクトン学会と日本ベントス学会