世界的ベストセラーの42年ぶりの続編『続窓ぎわのトットちゃん』を刊行し、ますますご活躍の黒柳徹子さん。彼女が「老い本」を書くことは今後もないだろうと、酒井順子さんは予測します。【エッセイスト・酒井順子さんが、昭和史に残る名作から近年のベストセラーまで、あらゆる「老い本」を分析し、日本の高齢化社会や老いの精神史を鮮やかに解き明かしていく注目の新刊『老いを読む 老いを書く』(講談社現代新書)。本記事は