源氏は白、平家は赤1180年(治承4年)に、源氏と平家が一族の存亡をかけて戦った源平決戦。このとき、源氏は白旗を掲げ、平家は赤旗を掲げましたが、この色分けは旗以外にも及んでいました。『源平合戦屏風図』(Wikipediaより)『平治物語』を紐解くと、源氏に関する記述として「星白の甲の緒をしめ」「葦毛なる馬に白覆輪の鞍」などと、白が頻繁に登場します。一方、平家側の記述としては「赤字の垂直」「紅色の母衣」など、赤が