ちょうど20年前の1994年11月8日、この年の球界再編騒動を経て、オリックスと近鉄の選手を合併球団「オリックス」と新規球団「楽天」に振り分ける「分配ドラフト」が行われた。これにより40選手の楽天入団が決定したが、当時、楽天の戦力が著しく見劣りすることは明らかで、“火中の栗”を拾う形となった初代監督の田尾安志は苦しい戦いを強いられることになった。 【写真】かつては蜜月だった田尾監督と楽天・三木谷オーナ&