戦闘機パイロットは普段、どんな訓練をしているのか。元航空自衛隊隊員の前川宗さんは「どんなに過酷な状況でも冷静な判断力と責任力が求められる。戦闘機の特質としてハイスピード、ハイGが挙げられる。特にハイGは直接体に受ける負荷がとても大きいため、筋力や呼吸法で意識を保つ方法を習得している」という――。※本稿は、前川宗『元イーグルドライバーが語る F-15戦闘機 操縦席のリアル』(河出書房新社)の一部を再編集した