溝渕正季・明治学院大准教授(中東政治)の話レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラにとって、指導者ナスララ師殺害による精神的打撃は大変大きい。全面的な反撃に出ざるを得ず、イスラエル側にも甚大な被害が出ると思う。ナスララ師を排除しても、40年以上存続してきたヒズボラの解体は現実的でなく、イスラエルが何を最終目標とするのか見えない。ヒズボラはナスララ師が死亡しても組織としては機能する。一方、反撃