【昭和〜平成スター列伝】前回は高千穂明久(後のザ・グレート・カブキ)初のUN王座奪取について触れたが、同王座は日本プロレスで“燃える闘魂”アントニオ猪木、“世界の荒鷲”坂口征二が戴冠した看板ベルトだった。猪木が71年3月にジョン・トロスから王座を奪取したのを皮切りに、猪木の日プロ離脱後は坂口が72年2月にキング・クローから王座を奪取。3度の防衛を重ねるも、同年9月6日田園コロシアムで、鳴り物入り