優勝が決まっても主役の座は渡さない――。パ・リーグを制したソフトバンクは28日の日本ハム戦(エスコン)に6―7の逆転サヨナラ負け。終盤8回に打線が3点差をはね返してリードを奪ったが、逃げ切れなかった。結果的に空砲となったが、4番・山川穂高内野手(32)がさすがの存在感を放った。3点を追う8回、池田の150キロ外角真っすぐを強振。逆方向に高々と舞い上がった打球は、敵地のファンで埋まった右翼席へ消