大相撲で昨年12月に引退した元幕内・東龍の断髪式が28日、東京・両国国技館で開催され、母国の関係者ら約250人が出席した。横綱・照ノ富士(伊勢ケ浜)ら現役力士もハサミを入れ、師匠だった玉ノ井親方(元大関・栃東)の止めばさみで大銀杏(おおいちょう)に別れを告げ、最後の挨拶では涙を流した。「泣く予定ではなかったですけれど、こんなにたくさんの方に来ていただけて幸せ」と振り返った。モンゴル・ゴビアルタ