宇宙航空研究開発機構(JAXA)は27日、2029年に地球に最接近する小惑星「アポフィス」を欧州宇宙機関(ESA)と協力して探査できないか検討していく方針を明らかにした。国際協力を進めることで、地球への小天体の衝突を防ぐ「プラネタリー・ディフェンス(地球防衛)」技術の獲得につなげる。アポフィスは直径が約340メートルあり、仮に地球に衝突すると大災害を引き起こす。04年の発見当時、衝突する可能性