死者・行方不明者が63人に上る戦後最悪の火山災害となった御嶽山(長野・岐阜県、標高3067メートル)の噴火から27日で10年となった。残された家族にとって、共にした時間は止まったまま。行方不明の息子を捜すため、父親らは御嶽山に登り続けている。行方不明の野村亮太さんを捜すため、御嶽山を訪れた父敏明さん(左)と叔父正則さん=2024年9月23日午後1時11分、長野県、野村敏明さん提供23日、御嶽山の8合目と9合目の間にあ