なぜパワハラやカスハラはなくならないのか。『日本語に生まれること、フランス語を生きること』の著者である上智大学名誉教授の水林章さんは「パワー・ハラスメントの根本に何があるのかと考えたら、それはやはり日本語ではないか」と指摘する。どういうことか。ノンフィクションライターの山田清機さんが聞いた――。(後編/全2回)撮影=今村拓馬上智大学名誉教授の水林章さん - 撮影=今村拓馬■「日本語」が日本社会の構造的