大の里のしこ名の由来となったのが、大正から昭和にかけて活躍した大関大ノ里萬助。「相撲の神様」と称された初代大ノ里の一族の天内(あまない)司さん(71)も“2代目”の大関昇進を喜び、さらなる活躍を願った。しこ名が結んだ縁。初代に並ぶ大の里の大関昇進に、天内さんは「うれしい限りだよね。ちょっと早いね」と声を弾ませた。青森県藤崎町出身の初代大ノ里は曽祖父の弟にあたる。昨年3月、同じ青森出身の西岩親方