「声も若い頃より出ているし、ギターも効率よく弾けるようになった。いまがいちばん楽しい」と世良公則(68才)は語る──。ロックが“不良の音楽”というレッテルを貼られた時代を経て、デビュー45周年を迎えた2022年には、同時代を共に戦い抜けてきた仲間たちと、それまでの音楽活動の集大成ともいえる企画に参加。コロナ禍で落ち込んだ世の中に明るさと活力を与えた。来年、古希を迎える世良公則が、これまでとこれからについて