◆JERAセ・リーグ広島5―4巨人(21日・マツダスタジアム)誇らしげに4番が右手をベンチに向かって掲げた。また岡本和真内野手(28)のバットが火を噴いた。初回にいきなり左翼線へ先制の適時打。ベンチの首脳陣、ナインも拍手喝采だ。勝負強さを発揮し、試合の主導権を引き寄せた。しかし、チームは3点リードの8回に4点を奪われて逆転負け。頼りになる男は敗戦の悔しさを受け止めた上で、気持ちを切り替えた。